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社員インタビュー

技術者の現場

派遣業務から受託部門へ
常に新しいことに関わるチャンスに溢れている

機械設計(受託開発)

東條 和則38歳

1999年入社(新卒)日本大学卒

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技術者としてさまざまな業界に
関わりたい、ここは自分の好奇心を
満たしてくれる場所。

就職氷河期の真っ只中の1999年に入社しました。当時はアウトソーシング業界の黎明期で、新しい業界でもあったことから興味を持ちました。就職活動をする中で、アルテクナはアウトソーシング業界の同業他社とは異なり、派遣だけでなく受託開発も行っていると知りました。好奇心の強い私は一つの業界で同じ仕事をするよりも、さまざまな業界に携わりたいという希望もあったので、アルテクナなら多様な業界の業務に携われると考えたことが、入社を決めた理由です。
私は学生時代に理工学部の精密機械工学科でロボットや電気電子などを学んでいたこともあり、入社翌年の2000年には、大手自動車メーカーに派遣され、車両の4WDユニットの設計開発に5年半ほど携わりました。当時は、アルテクナから30名ほどの規模で派遣された大所帯のチームで活動していました。
その後は大手自動車メーカーの派遣から本社に戻り、現在まで受託開発の業務に携わっています。

東條 和則

受託開発部門でさまざまな業務を
経験。国際認証の取得という
会社にとって重要な任務も担当。

アルテクナの本社に戻ってからは、委託される業務も多種多様でこれまでにさまざまな業務に関わりました。本社では最初に自動車業界の経験を活かして大手建機メーカーから委託で、特別仕様のショベルカーの受託設計に関わり、運転席の昇降装置などの応用技術などの設計を4〜5年行ってきました。
その後は、2010年ごろからパチンコの遊技機の開発に携わりました。当時はパチンコ、パチスロがブームで、遊技機の大当たりしたフィーバー時の演出の進化が著しく、メーカーが競って開発していました。アルテクナは樹脂関係の設計が得意だったこともあり、多くのメーカーからの依頼で、複数のモーターが動き出す仕掛けや内部ユニットを企画開発し、お客様が喜ぶ演出のためにアイデアと技術を競っていました。
また遊技機の設計開発業務と並行して、その頃にはアルテクナの品質管理にも関わるようになり、国際的な品質マネジメントシステム規格ISO9001の認証取得の業務にも携わってもいました。2015年にはISOの大改訂があり、新しい管理規格のマニュアル制作なども含めて、約10年近くISOに関する業務も担当してきました。
このことは自社のモノづくりの姿勢に向き合うことでもあり、しっかりと国際規格の品質管理に対応することは、アルテクナが多様な業務を受託するうえで、とても大切な業務でしたし、自分にとってもマネジメントに関わることで成長のきっかけにもなりました。

東條 和則

時代の変化とニーズに応えるため、
常に最先端の技術を学び、
現場の声をカタチにする。

現在は遊技機開発からロボットFA(ファクトリーオートメーション)の業務に携わっています。アルテクナは、ある大手電気機器メーカーに技術者を派遣しているのですが、受託開発の依頼をいただき、その企業の初仕事として「自動ねじ締め機」の開発に関わることになりました。FAの分野では、人間の作業をサポートし、同時に人手不足の解決などにもつながる、人とロボットが共に働くことができる「人共働ロボット」の需要が高まっています。私たちのチームでは、依頼元の工場で現場のヒヤリングを繰り返し、必要な機能だけに絞り込んだシンプルな機能の「自動ねじ締め機」を設計開発。現場の生産性向上とコストダウンを実現し、とても喜んでいただきました。この実績がきっかけとなり、その後も別の工程のロボットをカイゼン提案の企画から開発までワンストップでの依頼を受けています。
私の場合は、個人の思考としても興味が広くさまざまなモノづくりに関わりたい、という想いが強かったので、派遣でしっかりと現場を経験し、その後は長年受託開発に関わっている自分のキャリアにとても満足しています。もちろん技術者として新しい技術について、常にキャッチアップしていくには、勉強することも多く大変なところもありますが、時代が変化していく中で、お客様のニーズの変化に応えながら、旬の技術を活かして、ユニークな発想を大切に新しいことに取り組めているのは、刺激的で技術者冥利に尽きます。

東條 和則

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