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社員インタビュー

技術者の現場

常に調べ、学び、新しいことに挑戦する姿勢が
プログラマーとしての成長には大切だと思う

ソフト開発

水野 翔太27歳

2020年入社(新卒)湘南工科大学卒

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短期間のさまざまな業務を通じ、
常に学び、自分を鍛える

ソフトウェアのエンジニアとして、現在は3社目となるソフトウェア開発会社で、大規模な自動倉庫の物流管理システムを新しいシステムに更新・改善をするリプレイスやメンテナンス業務に携わっています。業種も幅広く、自動車部品、食品、飲料などの自動化された大規模倉庫を扱っています。自動倉庫とは、よくテレビなどで紹介されるアマゾンの倉庫を想像してもらえればわかりやすいかと思いますが、クレーンなどの制御によって商品がピックアップされ、商品の入庫出庫の状況、在庫の問い合わせ対応や在庫管理までをワンストップでマネジメントする物流倉庫を管理するシステムです。
大学時代は、情報工学科でプログラミングをはじめ、IT関連を学んできたこともあり、基礎的な知識やスキルは身に付けていたつもりですが、入社後は現場で学ぶことの方が圧倒的に多く、常に勉強する必要があり苦労しました。1年目は、大手SIerに配属されたのですが、新規事業に関わる部署だったので、AWSを活用したロボットのファームウェアの情報管理、離島での地域間バスの実証実験に関わる企業間の仲介業務、自動車部品のテスト、AGV(Automatic Guided Vehicle)と呼ばれる自律走行する無人搬送車の提案資料やアルゴリズムの作成など、1年ほどの間に数ヶ月単位の短期間で、さまざまなプロジェクトに関わってきました。この多種多様な案件の経験は、常に学び続ける必要があり、大変ながらも好奇心の強い私には刺激も多く、自己の能力が鍛えられる期間となりました。

水野 翔太

スキルや知識だけじゃない。
コミュニケーション力が重要

2社目はソフト開発会社で大手自動車メーカーの社内管理ソフトなどを、数値解析系の言語であるMATLAB(マトラボ)を使って開発や改修する仕事に従事。そのほかにも自動車のパーツ部品を制御するソフト開発に1年ほど携わってきました。これらの短期間での幅広い経験はすべて、現在の自動倉庫のソフト開発業務に役立っていると実感しています。
プログラマーの仕事はコンピューターに向かって孤独に作業をしているイメージがあると思いますが、実は真逆で対人コミュニケーションがとても大切です。ソフト開発では、開発前の打ち合わせやすり合わせが多く、プロジェクトの関係者と頻繁にコミュニケーションを取る必要があります。特に開発の要件定義がとても大切なので、しっかりと実装する機能などについて確認していくことが重要です。その後、要件定義から設計書を作成して、設計書に基づいて単体ソフトの仕様書ができてからが、プログラミングの実作業となります。もちろん、プログラミングは個人で集中する時間となりますが、開発中の段階でも常時プロジェクトメンバーと進捗を共有して開発していくので、コミュニケーション能力が必須となります。
もし要件定義を曖昧にしたまま開発を進めると、結果的にすべてやり直しになるようなこともあり得るので慎重に確認してすり合わせ、情報を共有してプロジェクトを進行していきます。ソフト開発のエンジニアを目指す人は、分からないことや不明瞭なことは必ず確認していく、随時関係者に聞くという姿勢が必要だと思います。

水野 翔太

何でもすぐに調べる。
その姿勢が技術者としての
成長にも繋がる

私が技術者として大切にしていることは、日々勉強をしてスキルを向上させることです。それは、業務上はもちろん、今後の自分のためにも続けていることです。個人的にも、直接業務とは関係ないのですが、WEB系のプログラムの勉強もしています。見本となるサイトを調べ分析したり、実際に自分でサイト制作をしたりしています。普段は仕事上でC#言語を使っているのですが、異なるプログラム言語について勉強し、異なる言語で同じ動作ができるかを試すなどして、常に学び続けるよう意識しています。また、業務上で分からない用語などがある時には、表面上ではなく、より深掘りして調べるようにもしています。
私の場合は、就職活動でSIerや大手企業グループのシステム会社などを比較し、自分の性格も考えたうえで「いろいろな業界の仕事に関わりたい」という思いに至り、アウトソーシング業界を選びました。アウトソーシング業界の中でも、就活生同士の情報交換をしている中でアルテクナを知り、より詳しく調べ、さらに他社との面接を経て比較し、社員を大切にするという会社の考え方や面接時に感じた社風が自分に合致すると共感して決めました。
私の経験上、就職活動では、まず人とたくさん話すことが大切だと思います。友人はもちろん、大学の教授、就活で知り合った就活生同士、学校の関係者など、とにかくいろんな人と話して、相談すること。さらに、それらの意見も参考に自分なりにウェブや本で調べることも大切です。この調べる姿勢は、プログラマーとしても大切な基礎素養なので、生活のあらゆる場面で「調べる」という癖を付けることをお勧めします。

水野 翔太

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