宇宙好きの少年時代の夢が、
アルテクナで叶う
「将来は航空宇宙の仕事に携わりたい」という夢を持った少年時代でした。中学2年生の自由研究で父と一緒に、天体観測に行き流星群の観測をした時に、宇宙の魅力に取り憑かれて航空宇宙の分野に興味を持ち、大学ではロボットシステム工学を専攻しました。大学では電気回路の制作、ロボットのモデル制作などに取り組み、4年生の時には航空宇宙関係の研究室に所属。アメリカで惑星探査ローバー(自律制御型の探査車ロボット)を日本中の学生とチームを組んで製作し、大会にも参加するといった活動をしてきました。就職活動では航空宇宙業界で設計業務に携わりたいと思い、航空宇宙業界への派遣もしているうえに、自動車業界などの安定した派遣もあるアルテクナなら、幅広く自分の技術力を高めていけると思い入社を決めました。まさに自分の子どもの頃の夢に近づいた瞬間でとても嬉しく思ったことを覚えています。入社後は私の希望通り、大手重工業メーカーのグループ会社でMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の開発に5年ほど携わりました。主に航空機の後部エリアの配線に使われるブラケット(接合金具)の板金の設計レイアウトをしていました。入社時は先輩をサポートする雑務から始まり、徐々に3DCADを使った板金レイアウトを任せてもらえるようになっていきました。多くの人が関わる国家的プロジェクトだったので、MRJの組み立てを見学し、試験飛行で飛ぶところを見ることができた時には、とても嬉しく感動しました。開発スケジュールも厳しく、夜遅くまで残業を続けるような日々だったのですが、夢のようなプロジェクトに若い段階から関わることが出来て、すべての苦労も吹き飛ぶような思いでした。